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慶應義塾

ホヤ幼生はなぜ10度ねじれたままなのか?

-筋肉のらせん构造があえてわずかな非対称性を残すメカニズムを解明-

公开日:2026.05.27
広报室

庆应义塾大学

庆应义塾大学大学院理工学研究科の西尾美咲(修士課程2年)、小暮悠暉(日本学術振興会特別研究員)、庆应义塾大学理工学部生命情報学科の堀田耕司准教授らは、金沢大学ナノ生命科学研究所の奥田覚准教授らと共同で、脊索動物ホヤの幼生において、体の対称性や非対称性のバランスを維持?回復していることを世界で初めて明らかにしました。

私たちの体は一见左右対称ですが、内部の臓器などは非対称に配置されています。これまでは「非対称性が作られる机构」について注目されてきましたが、近年、生物には「生じた非対称性を修正し、正确な左右対称性を维持する仕组み」も备わっていることが分かってきました。研究チームは、ホヤの尾部が一度大きくねじれた后に解消される过程を精密に解析し、筋肉内にある「左巻き螺旋状の筋原线维」が完全に左右対称へ回復しようとする力に対してブレーキをかけるように作用し、あえて约10度のねじれ(残留ねじれ)を保つ状态で安定化させていることを突き止めました。

本成果は、左右相称动物がいかにして「対称性」と「非対称性」のバランスを制御し、机能的で顽健な体を作り上げるのかという、発生生物学の根本的な谜に迫るものです。本研究成果は、2026年5月10日に国际科学誌『FEBS Letters』に掲载されました。

プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。

プレスリリース(笔顿贵)